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潮見表 日本
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A Little Help With Friends

佐藤君はフィンレスボードに真剣に取り組んでいるサーファーだ。

彼からデレクさん宅が全焼したらしい、と連絡が入っていたのを

朝気付いた。返信しつつデレクに電話をするがつながらない。

バイロンのデレクと仲の良い友人に電話をして事実であることを

確認した。

 

9月17日の深夜である。

 

いらなくなった洋服やサーフボードを送るようなことだけは

して欲しくない。

 

自ら「助けて、寄付を・・・」などとは

決して口にしないのがデレクだ。

金がなかろうが、食べ物がなかろうが

絶対に「乞う」ことはしない。

武士道と騎士道は同じ線上にある。

 

全ての物を失っても

生きている限り魂は輝き続ける。

1980年には南アフリカの試合中に片目を失ったが

さらにサーフィンを進化させた。

正確には62歳の今も進化させている。

 

バテンスやラリー・バートルマンのような

奇抜なラインをオーストラリアに持ち込み

独自の進化を推し進めた結果、

トライフィン一辺倒の時代を

古典的なフィッシュで引き裂き、

これ以上先はないだろうと思われた新世紀、

バギャンからフィンレスのダイスが振られた。

バギャンはモナベールとニューポートビーチの間の

マイナーなポイントだ。

多くはそこへ行きたがらない。

急で細い坂道を上り下りしなければ

着かないからだ。

雨でも降れば滑る、転べば痛い。

そこでフィンを取っ払ったサーフボードで

ヘリコプターのようにクルクル回り、

しばらくすると、直線と回転を織り交ぜ

次にはユーチューブでもお馴染みの

テールとレールを変幻自在に操る

新時代のマニューバーを完成させた。

ジャック・マッコイは目ざとく

デレクの協力のものと、ディーパー・シェード・・・

を完成させた。

 

余りの奇抜さゆえ

当初は誰も見て見ぬ振りしたが

バイロンベイの連中がデレクに影響され

フィンレスを真似し始めると

瞬く間にアメリカ西海岸、

そして四国の海部に飛び火した。

デレクの親友、千葉公平さんは

バイロンベイのデレク宅を定期的に訪れ

フィンレスを昇華させている。

「河口で最後まで乗れるんです。フィンがないから

水がなくなる砂の上まで行けるんです」

私は、日本では公平さんくらい心身ともに

研ぎ澄まされた人を知らない。

おっと、抱井さん、ノリさんも

頂点を極めているサーファーである。

 

話は飛んだが・・・

デレクさんは全ての物を失い、

きっと、こんな風にいう・・・

I would say I will find something new

when I lost everything I could have.

 

 

私にとってデレクさんとの出会いがなければ

今の自分はいない、ことだけは理解している。

デレクの友達の日本人だから・・・

それだけで、特別扱いされている。

でなけりゃ、世界有数のローカリズムの塊

ニューポートでサーフィン出来るわけはない。

 

 

さあて、何が出来るか、

自分自身が試されている時だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

posted by: ozartsurf | - | 19:47 | comments(0) | trackbacks(0) |-









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