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潮見表 日本
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サーフィン・ゴーズ・イン・TOKYO五輪
サーフィン五輪決定  8月3日サーフィンがオリンピックの正式種目になった。 シドニー五輪の際にも同様な動きがあったが、 オーストリアの連名は本気にならなかった。 その理由はドーピングである。 万が一にも選手がドーピングで引っかかれば、 やっぱサーファーはジャンキーじゃん、 と世間が想像している結果になるくらいなら、 やらない方がまし、と考えたからだ。 今の若いサーファーはご存知ないだろうが昔のサーファーと ドラッグは切っても切れない関係にあった。 60年代中頃、正確には66年、サーファーはヒッピーと最接近し始めた。 アメリカではベトナム戦争が起こり多くの若者が 徴兵制で戦場に送り出された。戦争なんかに行きたくない! 冗談じゃない、ある者はマウイへ、ある者はカリブ海の島へ、 ある者はメキシコへ逃れた。最初はハッパ、それからハッシシ、 ティモシーリアリーの教えに従ってLSD、更にヘロイン、 コケインとよりディープな世界に入り、中には戻って来ない者もいた。 ベトナム戦争が終わっても一度知った快楽が忘れられず、 年中ぶっ飛んでなければやってられねー、 と安価なドラッグを求めてカトマンズ、アフガニスタン、 プリ、チェンマイ、メキシコ、コロンビアなどを旅しながら、 仕入れて密輸で稼いで旅を続けるサーファーも少なくなかった。 ピーター・マッケイブはニューカレドニアで捕まり、 リック・ラスムーセンの最後はニューヨークで顔面を 撃たれてこの世を去ると、まるでギャング映画だった。 この流れは80年代に入っても変わらず、 サーファーというだけで税関での取り調べは厳しいなり、 コンドームに詰めたヘロインを飲み込むツワモノも表れた。 今でこそこの方法はポピュラーだが、 多分最初に試みたのはサーファーではないだろうか。 そんな世代を体験してきたオーストラリアのサーファーは、 サーフィンがオリンピックになることを恐れたのだ。 愛するサーフィンのイメージを悪くしたくない、 その一心だった。現にスノーボードが冬季五輪になって 度々メダリストがドーピングで引っ掛かりメダルを剥奪されている。 最近では日本人選手がマリファナで失格したのが記憶に新しい。 しかしオリンピックを盛り上げるため、若者に人気の種目を加えようと、 寄りによってサーフィンとスケートボードが決定してしまった。 今の若い選手は恐らく教育が行き届いているから、 マリファナなどを吸うことはないだろうが、 不良時代を知る先輩サーファーは目を光らせて欲しい。  さて肝心な開催地だが、オリンピックといえば利権ビジネスが絡む。 森元総理や東京都議連を見れば一目瞭然。従って、 東京以外からも参加しての大誘致合戦になっている。 もっとも東京で開催するなら伊豆七島くらいしかない。 皆で東海汽船で大移動してハブシを目指すのか? はたまた大島の砂の浜?ムリムリだよね。で、現在は千葉の一宮、 湘南の鵠沼、更に宮崎も名乗り揚げている。最有力は一の宮、 理由は波がコンスタントで充分なパーキングもあるからだ。 ローカルにとってみれば俺が町にオリンピックが来るなんてまさに 夢のような出来事であり、絶好のビジネスチャンスだ。 一の宮海岸は日本一サーフショップが乱立するエリアで、 ポイントごとにショップがあり、そこの顧客が優先して ローカル面出来る。ある著名なサーファーはこの状況を、 まるでヤンキーだ、嘆いていた。私も同感だ。 中には便器のフタみたいなボードを売る店もあり、 笑える。CHPやタニーと言った老舗にとっては乱立は迷惑な話に違いない。  これを読んだ乱立組ショップのオーナーは間違いなく、 私の入水を許さないだろう。でもご心配なく。 一の宮ではサーフィンするつもりはないので。 数年前、片貝でサーフィンしていたら、 若いサーファーが来て出て行ってくれと言ってきた。 なんで?と尋ねと、ロングボード禁止だからと。 冗談じゃない、これは8'10"だからロングじゃない、 無視していたら悪そうなオヤジサーファーが数名来て、 あっち行け、と文句を言ってきた。結局多勢に勝てず、 端っこに移動したが気分は最悪、以後、片貝には二度と行っていない。 茨城でも同じく目にあった。オーストラリアでサーフィンしていて、 そんな目にあったことはない。しかし残念ながら、 ショートとロングのいがみ合いは世界的傾向である。 確かにノースナラビーンにもロング禁止と書かれている。 意地汚く何でも乗ろうとするロングボーダーがいることも事実で、 こいつらは女、子供の波まで乗ってしまう。  さてオリンピッのサーフィンだが、ショートのみ、 男女合わせて40名、現在ただ一人WCTで活躍している カリフォルニア在住の日本人のカノア五十嵐は、18歳、 二十歳に国籍を決めなければならないが、 おそらくオリンピック参加のため、日本国籍を選ぶだろう。 2020年には22歳。粕谷修二が面倒を見る大原洋人も有力だ。 地元開催の利でメダルも夢ではない。  ここで私が最も恐れていることは、 開催場所がウェーブプールになることだ。 可能性は多いにある。ケリー・スレーターが設計に関わる ウェーブプールは現実離れした波を創り話題になっている。 現にWCTまたは2部リーグの試合をプールで、という話も出ている。 更に神戸、静波では建設が始まっている。五輪は利権ビジネス、 日本のゼネコンがこんな大きなビジネスチャンスを見逃すはずもなかろう。  東京都知事選で孤軍女独りで戦い大勝利を収めた小池百合子さんは、 どうやら本気で五輪利権に切り込もうとしている。 当選するやいなや都議会のドン内田や石原ノビテルは逃げるように辞めた。 それにして、マスゾエの抹殺といい小池さんの大勝利といい勧善懲悪、 悪い奴が消えて新しいヒロイン登場は見ていて気分爽快、 偶然、数寄屋橋で小池さんの街頭演説を見せて頂いたが、 凄まじいオーラに、一瞬この人のためなら死ねると感じた。 年齢を超越して可愛らしく、これで東京が変わる、 そして日本も変わる、そんな矢先、安部第三次内閣が発表になったが 防衛大臣が稲田朋美、この人か小池さんこそ次期総理と信じていたが、 予想以上に早く実現するかも知れない。 話は逸れるが、今回の都知事戦程面白い選挙はなかった。 途中から山口敏夫さん、更にマック赤坂さんまで小池さんの応援に回った時、 こんな光景は見たことがなく、涙もろい私は感動した。 小池さんならウェーブプールの利権にメスを入れてくれるだろう。  サーフィンが、五輪種目になるなんで一昔前なら有り得ない話だった。 私が波乗りを始めた70年代後期、サーフィンはスポーツではなく、 趣味でもないし、生き方、それもかなりアウトサイダーな選択であった。 バンドマンとか暴走族とか、何か特殊な存在で、とても敷居が高かった。 サーフショップに入ることすら勇気がいる行動で、 そこをくぐらなければ道具が手に入らなかった。 今じゃネットでボードもウエットスーツもワックスもなにもかもが手に入る。 その分、海でのマナーやルールを教えてくれる 五月蝿いショップのオヤジが少なくなり、 マナーの悪い品のない輩も目立つようになった。 もっとも内房のロスや銚子のヤクザ紛いもいなくなったわけだが、 強烈な個性的なサーファーも少なくなった。 五輪種目になり良い子のスポーツに成り下がるのであろうか。 正直、喜ぶべきこととは思いつつも素直に喜べない。
posted by: ozartsurf | - | 21:14 | comments(0) | trackbacks(0) |-









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